9 月と 10 月の 1 行日記  

8 月31日、カラーフィルターを入れた状態で、強引にホワイトバランスを設定してみると?けっこう、強力に補正してしまう。元は真っ赤な画面の中に、木々の緑が浮かぶから不思議。
8 月30日、経路積分の中点処方を真面目に導出するのは骨が折れることだ。座標変換してみる?いや、そう単純には行かない。この困難と情報量が関係しているのかどうかも、よくわからない。
8 月29日、ワイヤレスマウスを使ってみる。なかなか快適。マウスの上にパッドが乗っている感覚で使えるのか。マジックパッドとの使い分けはどうしたらいいのだろうか、しばらくは試行錯誤。
8 月28日、モノクロ撮影用にカラーフィルターを仕入れる。黄色をまず試してみる。青ニジミが減って、ずいぶんとスッキリする。じゃあ赤フィルターは?効果絶大で面白いから、赤も買い。ついでに緑も。
8 月27日、USB メモリを MacOS 拡張フォーマットのまま持参すると、接続相手は Windows XP だった。ありゃりゃ、一旦出戻って USB メモリを FAT にフォーマットし直す。Windows 全盛期だったな、XP の頃は。
8 月26日、「いかなご醤油」について再考する。キムチ作りに使われるように、野菜との相性がやっぱり良い。瀬戸内で代表的な野菜って何だろうか?菜っ葉の類いか、あるいは野菜として食べるさや豆か ....
8 月25日、ゴーヤを注意深く切り分けると、中から種がいっぱい詰まった「わた」が取れる。そのままでも発芽するし、わたごとラップに包んで更に完熟させても良い。但し、この種で商売してはならない。
8 月24日、小アジは食卓の友。背開きにして、ヒレと骨を丁寧に抜いて、味醂醤油に漬けてから干すこと数時間、美味しい一夜漬けとなった。つけ汁はミソ汁に転用。魚は小さい方が、より美味しい。手間かかるけど。
8 月23日、刃物を研いでみると?やっぱり、クセというものがある。全て研ぎ取って、工業製品のように仕上げるか、それとも使用に難のない範囲でクセを残しておくか、これは趣味の問題なんだけど ....
8 月22日、味噌漬けを焼くだけでは、段々とアキが来るのが目に見えているので、オリーブオイルでソテーして酢をたらす。バターでいためたら、フレンチかオランダ料理になるのかな?
8 月21日、きのう丸ごと買った「さわら」が、美味しく味噌に漬かっている。これ、切り身で買ったら幾らやろう?と思うと、やっぱり魚は丸ごと買って来るモンだとしみじみ感じる。
8 月20日、iPod Touch なるものを手にしてみる。どうせ iPod なんだろう、と、思っていたら大間違い、あれは iPhone や iPad と同じモンなんですね、一発でハマってしまった。ラジオ聞き放題。
8 月19日、「カリウム40」を検索してみよう。あなたの体の中にも意外と(?)いっぱいあります。毎日パクパク食べてます。空気を吸うと「ラドン」で被爆します。これらもまた超新星の贈り物。
8 月18日、ブログやら、なんとかブックというものが「所有者の手を離れたとき」に起きる現象がある。昔は、同人誌などへの寄せ書きが残っている人だけが、そういう目に遭ったものだけれども ....
8 月17日、いかん〜、明後日が締切の業務が2つあることに気づく。本当はお盆を返上して、ここ数日働くべきであったのだ、今頃ブツブツ言っても遅いので徹夜で頑張るぞ〜。まずは昼寝から。
8 月16日、川根茶を200グラム購入する。お茶の売り場は鹿児島のオンパレードで、静岡のお茶は売り場縮小。今まで見た事がないブランドが出て来る楽しみはあるんだけど、何だかね〜。
8 月15日、ゴーヤの茎を挿し木したら根付いた。例年、ゴーヤの越冬に失敗する原因の一つが根の老化らしいので、今年は冬前に挿し木苗をボコボコ作っておいて越冬に再挑戦してみよう。
8 月14日、予讃線は電車だと信じ込んでいた。やって来たのは気動車。エンジン音や変速を体感するために、わざわざ暑い連結器部分に陣取って岡山まで頑張る。振り子の振動に吹っ飛ばされそうになる。
8 月13日、同窓会に顔を出す。みんな同じ年代なので、昔は知らなかった同士でも「友達の友達」で話している内に縁が広がって行く。睡眠時間の確保のため2次会の後でコッソリ抜ける。
8 月12日、今日は何事もなく静かで安泰な日であろう、と思っている日に限って、日頃は動かない物事が動いて行くので、結局は気がついたら1日が過ぎ去っていたということになるのである。
8 月11日、10年使って、修理代が新品購入代金を上回ってしまったカバンを分解することにした。痛んでいない部分の皮とか、裏地など使える部分を選んで小ぶりな物入れを作るのが目標。
8 月10日、柔らかめのステンレス鋼を使った包丁を、ようやく研ぎ上げる。固い鋼とは違って、浮いた粒子がどこにでも簡単に傷を入れてしまうので、鏡面を出すのは断念した。
8 月 9 日、バックアップハードディスクが、ガラガラと音を立て始めた。こうなったら、機能しててもウルさくて使い物にならないので退役。新しい製品に替えると小型で静かでルンルンルン?!
8 月 8 日、文章は注意深く書いたつもりでも、第三者が読むと「意図しない意味」で理解可能になっていることが多々ある。長文は使わない方が無難なのだけれども、そうすると文章が無味乾燥になりがち。困ったな。
8 月 7 日、馬刺し、ブランド豚、大きなニワトリ、がしら、わけぎ、からしレンコン、汁。どこで食べても、郷土料理を選ぶと、おおよそこの組み合わせ。私の好みは豚。鹿児島の黒豚を相手にできる味。
8 月 6 日、熊本の夏祭りを見る。踊りが派手でエネルギッシュ。動きが速いので、写真を撮ろうとしても上手く行かない。よし、白黒写真にしよう、ISO 感度を目一杯上げて。なんか怪しいスタイル ....
8 月 5 日、節電の夏は金曜日になると「繰り出す」のである。夜間の電力消費量は知れてるから、涼しい場所で幾らでも遊びましょう。終電を遅くするのが、実は節電効果に貢献するのでは?
8 月 4 日、とあるネットワーク環境から Lion を落とすと、いつも 3.75 GB のインストーラーができてしまう。本来 3.76 GB であるべきものなので、当然ながら失敗する。インストールディスクを作るか。
8 月 3 日、Lion に使われているアイコンって少しデザインが変わった?と思って、リソースを見てびっくり、画像がデカい、細かい。全体的に、またまた OPENSTEP に先祖帰りする度合いが増えたような気がする。
8 月 2 日、さあ今日も朝一番、講義室には珍しく涼しい朝の風を通して、すがすがしく時を過ごす ... つもりが、辺りからパチンパチンと音がする。目前に迫るのは白黒縞模様で突撃して来る、あの昆虫。
8 月 1 日、講義があるのも(通常は)今週まで。何事も仕上げが大切、さて、今年はどんな風に締めくくろうか?たとえば「鏡映人間」というのは面白い題材だ。必然的にD型タンパク質人間となる。
7 月31日、京都は土砂降りであった。その後は素晴らしく涼しくて、濡れた路地を歩くのは趣があった。外国人をガイドする浴衣のお姉さんあり。舞子さんを they are modern girls と紹介してた。
7 月30日、花屋さんの道向かいに、観葉植物屋さん風の花屋さんがオープンした。ラーメン屋なみの仁義なき戦いである、商売とは厳しいものだ。そういえば神戸大学の隣にも大学があるな ….
7 月29日、ウランバートル上空を通過、関空に到着する。ひと眠りしてから大学へ出没。明日までに締め切りの用を済ませて、帰ってもう一度居眠り。しばらくは昼夜のない生活か?
7 月28日、空港のチェックインカウンターで、係員が妙な表情をする。なんと、プリントアウトして持参したのは「行きの搭乗券」であった。「帰りの搭乗券」をその場で受け取る。
7 月27日、UAM から電車に乗る。標準軌より広いレールに乗った列車の中は、新幹線よりもワイド。切符の自販機でクレジットカードが使えるのも便利。お決まりの芸人も出没。
7 月26日、UCM 及び UAM の研究者と合流。両者ともに CSIC と関係あって、私も以前は CSIC を訪れていたものだ。CSIC は日本大使館の隣にあって、夜になると辻々に立ってる人が ...
7 月25日、マドリードへ移動する。いきなりカラっとした夕方。首都だけあって、色々な民族が歩いている。ホテルでは、ワイヤレスネットワークの不調に悩まされる。超低速!
7 月24日、量子化学は CI に基盤を置き、量子物理は CI を初めから諦める、というのが物理と化学の間の谷間らしい。CI を諦めない物理屋の我々は、辺境の住人であるということだ。
7 月23日、物理屋の私がなぜか量子化学の研究会に参加。一日を締めくくるセッションで物理屋の何たるかをドキモを抜くスライドとともに語った、つもりである。効果は?!
7 月22日、スペイン北西端の地、ア・コルーニャへ移動する。涼しくて湿っぽい海風が吹き付ける。肌寒いのに、浜辺は頑張って甲羅干しする人々ばかり。日焼けしたい??
7 月21日、Universidad Autonoma de Madrid (UAM) を訪れる。現在も拡大中の若い大学で、校舎を次々と建設中。廊下や居室は「あ、スペイン」という枯れた雰囲気。
7 月20日、予約時は満席だったのに、乗ってみると半分が空席。関空までたどり着けなかった人が、こんなにも多かったのだ。エコノミーでファーストクラス並みの空間!
7 月19日、暴風警報のなか、関西空港まで電車で行く。快速に乗るも、普通電車を追い越さない平行ダイヤでトロトロと進み、ノンビリ到着。孤島のような関空の夜は楽し。
7 月18日、ハイゼンベルグ表示の延長で、相互作用表示を説明することにする。T積の記号は明らかに初心者向けではない。どうやったら、頭に入り易いか思案してノート作成。
7 月17日、ポートライナーに乗ると「世界一を、日本の力に」と書かれた広告があった。なんか内向きなスローガンだ。後半は「人類の云々」とか「時代の変革」じゃ?
7 月16日、「あの〜、そこ私の座席なんですけど」という声が。おお、ダブルブッキングだ!航空会社のコンピューターも完璧ではないんだな〜。フライトは順調。
7 月15日、諸般の事情により、会議の最後の最後での発表となった。昨日までの夕食は学食みたいだったけど、今日は手が込んでた。人数少なかったからかな。
7 月14日、ようやく時差がマシになって来た。このまま、あと2カ月くらい滞在できたら良いのだけど、そうは行かないのが世の常。さて明日の発表の準備、準備。
7 月13日、丘の上まで上がってみる。あのビルはマドリード。首都の周辺に広大な乾燥地が広がる。何度見ても広い国だと思う。世界制覇したエネルギーの源か?
7 月12日、強い風が吹いて雨が降ったら、気温が20度少しまで下がった。昨日までは陽気な人々であふれていた通りも広場も、閑散とした姿。夏は暑くないとね。
7 月11日、スペインのデザートにはプリンがよく出て来る。焼きプリンあり、ムースみたいなのあり、砂糖で焼き固めたのあり、バリエーションが色々とあるものだ。
7 月10日、何年ぶりのエル・エスコリアルだろうか、あの装飾を排した力強い建築は何度見ても美しい。というか、合理的で長持ち。ヒンヤリした地下には ....
7 月 9 日、KLMの飯が以前より美味しくなってた。格安航空会社との差別化をはかっているのだろう、スマイルも増えたような気が。乗り継ぎ便ではアンケート。
7 月 8 日、ありゃ梅雨明け。梅干しはまだシソの色がついてないから、干すのはもう少し待ちかな。ラッキョウは、もう一週間すれば食べられるようになる予定。
7 月 7 日、小魚は値段がつかないほど安いのだけど、小魚ならではの美味しさがある。面倒に思わず、ひたすら出刃包丁で、お掃除、お掃除。調理すると、ひと口以下。
7 月 6 日、双曲格子を前に、ああでもない、こうでもないと思案する。双曲格子に縦と横を持ち込むことは可能なのだけど、持ち込むと並進対称が見えなくなる ...
7 月 5 日、行ったことがない祇園祭り、周囲の学生に聞いても、みんな見たことなし。これは「祇園祭り遠足」を計画するべきか?徒歩と地下鉄しかアテにならないな。
7 月 4 日、入学してから修士までを過ごした近辺を2?年ぶりに散歩してみた。○○学生寮は、見事に更地になっていた。築30年も持たなかったらしい。
7 月 3 日、ちゃんと目立てした銅製のおろしがねを使ってみる。力を使わずに、みるみる何でもすりおろせてしまう。アルミ合金のものは、お払い箱にしようか ...
7 月 2 日、量子力学では、ハイゼンベルグ表示もちゃんと教えておきたいものだ、と思ってノートを作り始めると単純な問題もなかなか手強いことに気づく。難儀 ...
7 月 1 日、刃物は、刃の方よりも柄の方が先に劣化することが多い。鉄はサビサビになったように見えても、中の中まで錆びるには時間がかかるものだ。強いな〜。

5 月と 6 月の1行日記