9 月と10月の1行日記  

8 月31日、明朝体は、あまり看板には使われないものらしい。見た目が細いのでインパクトがないのかな。教科書体のような、少し太い文字もよく目にする。
8 月30日、週明け。これからの数日は、息が抜けないのではないかと構えてしまって、1日でクタクタに。少しは肩の力を抜くことの大切さも自覚した。沈没 ....
8 月29日、最後の最後で道が判らなくなる。前を通りかかったお姉さんに道を尋ねると、なんと中国語・日本語間の通訳さんだった。来日経験はないのだとか。
8 月28日、一応は休日の土曜日なのだけど、缶詰仕事をする。雑念を排して、一心不乱、誠心誠意、色即是空、月月火水木金金、イカン、頭の中に漢字が浮かぶ!
8 月27日、ええ〜、長い売り場の棚に、こんなにも沢山の種類のインスタントラーメンが並んでいる。すごいな〜。UFO 買って食べたら中華味だった。イケる。
8 月26日、Baxter 1968 の話は、なかなかウケたようだ。講師として、自分の仕事を「話さなくても良い」という自由さがあっての試み。企画が良かったな。
8 月25日、空港について、移動して、夕刻に座長をやる。ツワ者達はもっと居た。なんと、長いフライトの後にすぐ講演したのだと。よく見習わなければ。
8 月24日、気合を入れたので、1日で準備できてしまった。後は、頭の中を空にして、空にして、空に .... ならないのであった。風邪のセキもまだ残ってるし。
8 月23日、夏の「綱渡り」を楽しむ。常に「落とす」という危険と隣り合わせの人生を歩むことになるとは、予想だにしなかったな。講演は絶対に落とせない!!!
8 月22日、ジーンズをよく見ると、塩を吹いていた。すぐさま洗濯機に放り込む。人間は飽和食塩水に接して暮らしている生き物なのだろうか?
8 月21日、丸い山芋が手に入る。これは皮をむくのが難義。まず半分に切って、後はまな板の上に伏せて包丁を入れて行く。凹んだ所が難所だった。
8 月20日、カボチャ一個を前にして考え込む。安全に切るには、どうすれば良いか?たぶん「おしり」から切り分けて行くのが正解なんだろう。
8 月19日、エイヤッと arXiv 投稿する。その後で、細かい間違いが幾つも見つかるけど、まあ、そのままにしておこう。雑誌投稿版の方は微修正。
8 月18日、ふと気づけば、論文にしてないけど、結論が出ていることの数が片手では数えられなくなっている。これはサッサと投げてゆかないとネ。
8 月17日、お盆が開け盛夏戻る。太陽は既に南中高度を下げているのだけど、それが「立つ人間」への加熱効率を増している気がする。水分補給あるのみ。
8 月16日、対称性というものは、何をすべきで、何をすべきではないかを教えてくれる。なるべく対称性を保つように変形して行くことが、重要であること多し。
8 月15日、耐水サンドペーパーを買って来て包丁を磨く。ツルツルに磨いたら、あれ、霞が消えた。使い勝手は申し分ないのだけど、何か間違ってる気がする。
8 月14日、ロケットの尾翼って、いつ頃から消えたんだろうか?確か、サターン5型ロケットには、立派な尾翼があった。その頃はすでに飾りだったのかも。
8 月13日、大学院には、できるだけ長く居るのが良い。色々と考えて、自分で研究の方向を決めて行くことができる大切な時期である。遊ぶこともできるしね。
8 月12日、買ったまま放置してあった出刃包丁を研ぐ。霞が上手く出て、研ぎ上げた .... と思ったら、もっと鈍角に研ぐのが正解だそうな。やり直しだな ...
8 月11日、みかんの樹には、白黒のいもむし。あちらのツルには緑色のいもむし。葉っぱを食っているにしては、丸々と肥えて見るからに元気。食わないとね。
8 月10日、大阪大学の先生にバッタリで会う。そうそう、あそこは阪神間の先生方の巣になっている場所だった。モウセンゴケの写真を撮って、さて仕事。
8 月 9 日、書をしたためる、という作業は、けっきょく今の時期になるのだと実感。学期の途中は、何かとバタバタとしていて、つい先送りになってしまった。
8 月 8 日、出刃包丁を買った。切れる包丁を買いそろえると、常に問題になるのが刃欠け。荒っぽい作業には、刃欠けを気にせず出刃を使う、というつもり。
8 月 7 日、夏バテ。睡魔が襲って来るままに、ず〜っと寝て過ごした。大学院生の頃も、そういえばよくバテていたような思い出がある。夢を見て治そう。
8 月 6 日、ホテルから電話した時に、どういう料金体系になっているのか、事細かに書いてあることは稀。まあ、海外通話も含めると、対応し切れないかな。
8 月 5 日、資金というものは、その確保が確実になってから使うものなのである、というのが正論なのである。... 毎日の消費行動では実践できてないけど。
8 月 4 日、ええと、ヤンバクスターをちゃんと作ろうとすると、Rを見つけることから始めないとイケナイんだ。いま注目の「あの格子」ではどうしたモンか?
8 月 3 日、同じようなものを、同時期に、あるいは時代を越えて、平行して研究する人々というのは、常に居るモンだと実感した。どう評価したものか苦しむ。
8 月 2 日、「ろばちぇふすきい」という名前がキチンと取り扱われるのが数学の世の中の良い所だと思う。得てして非西欧は無視されがちな世の中だから。
8 月 1 日、事務に始まり事務に終わる1日。大学を支える仕事もイロイロと大変なのだなーと思った。ちょっと邪魔をしてしまったようで、反省あるのみ。
7 月31日、7月は、あったような、なかったような、とても速く過ぎ去って行った気がする。いろいろな事があり過ぎたぞよ。8月はノンビリ ... ぜったい無理。
7 月30日、運動していないけど、筋肉痛モードの1日。不思議とダルさがない。海にでも行けそうな気分だけど、ひとまず自重してデスクワークで過ごした。
7 月29日、気温は高いのに、なんだかとても涼しくて気持ち良く炎天下を歩けた。なんで涼しいんだろう?体温を測ってみたら、サンパチ超えだった。
7 月28日、スピン波というものが、どれだけの情報通信量を持っているのか、ちょっと気になって来た。線形じゃないから、ちょっと伝送には向かないか ....
7 月27日、望遠レンズの出番というのは、空気の透明度に大きく左右されるものだ。イケると思ってカメラを向けても、コントラスト低過ぎということアリ。
7 月26日、デジカメに大きなメモリーを入れて、いっぱい写真撮った。が、画像を消去するのに電池を半分食った。今度からは、パソコンで消去しよう。
7 月25日、飛行機の飛行高度は確か、大気の密度でおおよそ決まっていたんだよな〜。圏界面との関係は、どうなってんだったっけ、南の空は高いよな〜。
7 月24日、天気予報を見る。おおよそ曇りがちで、時々雨が降るとのお達し。予報が当たったかどうか、1日中、霧雨とモヤの中。夕暮れ時に、ようやく止む。
7 月23日、アクリノール売ってない?商品名が違うんだろうか?その代わり、ヨードの香りがするクリームを勧められた後で、悪化したら医者へと念押しされる。
7 月22日、なんか、よくわからない内に、新しい国際共同研究への道を歩み始める。キーワードはザモルチコフとか。数値計算で行くか、それとも解析?
7 月21日、水上飛行機やヘリコプターが次々と飛び立って行く。空港にも数多くの自家用小型機が並んでいた。一方、ジェットフォイルは見なかったな。
7 月20日、おお、ラッキー、スーパーで買い物すると、ビニール袋に詰めてくれるんだ。ヨーロッパでは自分で詰めるのに、毎回ドタバタしてたからな〜。
7 月19日、硬貨の価値は、大きさじゃなくて色で決まるのか、ゴールドラッシュがあった名残なのだろうか。最初は戸惑った。お札が折れないのも不思議。
7 月18日、鳥が逃げない鳥天国。あの小鳥は何だろうか?ハトは青いアイシャドーしてるし、木の上には赤目の小鳥、夕方になると極彩色のインコ。カラスは?
7 月17日、和包丁はあるかな〜と、刃物屋の陳列を眺める。和包丁風のものはあるけど、ドイツのメーカーだったり、中国製だったり。堺の刃物は見なかった。
7 月16日、久しぶりに聞く、あの国の英語。慣れない内は、強調された単語を辛うじて拾った上で、頭の中で再構成しなければ聞き取れない。段々慣れるけど。
7 月15日、Poster を作る。Poster とは言っても、論文を拡大コピーしただけ。なんかズボラだな〜と思いつつも、赤線入れにいそしむ。本番は、さて ....
7 月14日、Snow Leopard で Safari から Print するのが異様に遅いと思ったら、修正プログラムが2月に上がってた。なになに、ただの権限変更だって?
7 月13日、以前に書いた作文を推敲する。自分で書いたものでも、少し時間が経つと「構成のマズさ」が目につくものだ。だから文章は抱えると発表を逸する。
7 月12日、大学から送る荷物は「大学便」と呼ぶのが相応しいだろう。中身に「学」が無ければ、ただの「大○」である。避けたいか?いや、そうありたい。
7 月11日、久しぶりに、思う存分、睡眠を取った。疲れたら休養が第一。が、しかし、文章は書き出したら終生止まらないものらしい。先は長いか、短いか?
7 月10日、電子書籍というものを突き詰めて考えると「既に毎日読んでいる」というのが正解だろう。ライターも今は、紙より Web で仕事してるのでは?
7 月 9 日、天気図を見ると、低気圧を縁取りするように前線が描かれている。高気圧を縁取りするのではない所が、梅雨の時期の天気図の特徴なのだ。
7 月 8 日、ハッと気がつくと、時計の針が進んでいる。ああ、やってしまった、マイクロスリープならぬ、マクロスリープを。何日連続で勤務してる?
7 月 7 日、小学校の問題です。「おとこのこたちは、お○なあそびをします。」 ○に適当な文字を入れなさい。答え:「おすなあそび」です。解けたかな?
7 月 6 日、ド・ブロイの学位論文って面白い。相対論的な質量エネルギーの式と、時間の遅延による hν の振動数の変化に不一致があると思ったのが発端とか。
7 月 5 日、ええと、明日は軌道角運動量。軌道という用語は、日本語でも英語でも、多分に「歴史的引きずり」がある。Path Integral でも考えると整合取れる?!
7 月 4 日、DMRG Home Page にリストしてある論文の洗い直しを始める。全文検索で DMRG を拾えるようになったから。だいたい、1割は見落としてるな。
7 月 3 日、キジハタを2匹、半値で仕入れて来る。じっくり蒸して、落ちた蒸しダレにショウガと昆布を加えて煮立てて、蒸し物の漬け汁にする。最高にうまい。
7 月 2 日、除湿器を連続運転すると、必ずランソウが巣食う。あれを防ぐには、半分くらいの運転時間を送風乾燥にしなければならない。どうしたもんかな〜。
7 月 1 日、集中講義は、開催時期が集中するから、集中講義なんだろうか、それとも普段とは打って変わって(?)講義に集中するから集中講義なんだろうか。

5 月と 6 月の1行日記