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11月14日、同じ場所というと、いつも同じような場所を思い浮かべてしまうのだけれども、時が経てばそこに出入りする人々も入れ替わり、随分と違った場所になってしまう。そこにお店があったはずと、ふと訪れると更地になっていたりもする。その時、その場所というのは、当時を過ごした人々の中に記録された、大切なメモリーなのだと気づく。不思議なことに、まるで謎が解けるように後から振り返って見えてくる物事もあって、折々にふと浮かんでくる。眺め方、考え方なども移り行くものかも知れない。こんな形で、大切な思い出は今この時、この場所を支えているのだろう。
11月13日、右手の指の付け根にチクリと虫刺されしたのは一昨日。何の虫だろうかと不思議に思っていたら、痒くなって来てブヨだとわかった。ブユと呼ぶ地方もある。痒い部分は浮腫のようになり、そこには痒みの素となる物質が詰まっているので、感染の恐れが増さない条件が整っていれば、絞り出した方が早く治る。いわゆる瀉血療法というのも、この辺りの経験から来ているのだろう。あらゆる病に効きますというのは、それは統計的に有意ではない場合もあると思う。何が効果的なのか、最終的には統計的に判定するのが現代の医学の基本。これは科学の基本でもある。ともかくも、痒い症状には今日でケリをつけたい。
11月12日、いつの間にか日没が4時台になっている。これから一ヶ月間くらいが最も日没の早い期間で、ちょうどクリスマスシーズンとなる。イルミネーションを眺めて回るには都合が良い季節で、高くは昇らない陽が傾きかけると、ついつい今日の仕事はここまでと、ナマケ心が湧いて来る。そんな時期なのではあるけれども、卒業研究とか中間発表とかのスケジュールを考えると、この辺りでテーマの方向性くらいは固めておきたいものだ。なるべく自由にテーマ設定できるように、フリーハンドで考える期間を設定しておいたのだけれども、さて何が収穫できそうだろうか。何も生えて来ないようであれば、隠し持っていたタネというかネタを紹介することになるのだけれども。
11月11日、大学祭の演奏、色々と映像で流れて来る。当日は演奏と現場の準備撤収で大変で、そのあとは打ち上げ、ようやく今頃から映像の処理に手が回り始めるのだろうか。幾つか聴いてみると、ときどき達人が演奏しているバンドがあって、誰か一人でも天才 (?) がいたら、バンドの演奏が全体としてまとまって聴こえる。そういえば、神戸大学を卒業して音楽の道に進んだ人もけっこうな数になるのであった。軽音やってた学生が今や総理大臣という、そんな人材育成の場なのかも知れない、音楽の演奏というものは。みんな良い楽器を持ってるのも昨今ならでは。ギターなんか随分と安くなったもんね。
11月10日、今日からはイジング模型。例年よりも随分と早いイジング模型入りだ。というのも、前期に場の理論の入り口を終えていて、1 粒子 (?) エネルギー準位について延々と話す必要がなかったから。このまま続けると、アッという間に全てを終えてしまうので、統計物理学としては最近流行りの AI に踏み込もうと思う。LLM まで行くかどうかは知らないけれども。統計物理学がカバーする範囲はとても広くて、物性の方向へと走ることもできれば、量子情報へと手を広げることも可能で、その辺りは選択科目などの配置によって、取捨選択して行くのが良いのだろう。万年同じではないのが講義というものだと思う。
11月 9 日、一転して朝から雨。今日は大学祭とは別の用事で、またまた大学にやって来る。今日は流石に来客も少ないだろうと思っていたら、バスの方は相変わらず、満員になったら発車という運用を繰り返していた。少しだけ六甲祭もチラ見すると、テントの運営はほぼ取りやめ。もう撤収モードの所も。結構な雨量で、あちこちに水溜りができているのだから、仕方ない所だ。丘を少しだけ降りて、オフィスで今日のあれこれをゴソゴソと始める。午後2時頃になると、もう雨が上がったようだ。帰りにもう一度、お祭りの撤収を眺めに行こうかなー。明日は朝から講義か。
11月 8 日、暖かい薄曇りの日。絶好の学祭日和で、生協のブースは賑わっているだろうかと、イソイソと大学へ向かう。土曜日の阪急六甲が、こんなに混雑していて良いのだろうか。バスも次々と臨時便が発車している。それを横目に登山を完了すると、あらあら、警察が来ている。政治的な活動を学祭の入り口前で行っていたようである。大学祭は専門分野など出自を超えてみんなで楽しむもの。まつりごとは似合わない。しばらくすると姿が消えたので、指導により撤収となったようだ。屋内の展示はなかなか凝っていたし、グラウンドは例年の如く大混雑の混沌。ステージも楽しかった。生協の販売も好調だったようだ。大きなうりボーも売れていた。
11月 7 日、天気がまあまあの金曜日。こういう日にはサボって ... いやいや、タイムシフトをうまくやって、コアタイムが終わったらサッサと散歩に出るのが良い。万博も終わって、海外からの旅行者が減ったような気がしなくもないけれど、秋の観光地には足を踏み入れるべからず。地味に裏山である表六甲を散策しようか。キノコの季節はもう終わりつつあるし、これからは落ち葉などを拾って来ようか。それは誰の持ち物? という議論は国有地であっても避けられないのだけれども、どのみち朽ち果てるものだ。など考えている内に冷たい北風が吹き始めた。やっぱり今日は海辺かなー。
11月 6 日、改めて朝にガバッと起きて、今日に出すべき分別ゴミを置く。今日は薄雲がかかっていて、それほど寒くはない。秋の行楽日和はこんな日なのかなーと思いつつ、仕事の方では月曜日の講義日なので早々に電車に乗って大学へと向かう。大昔に比べると、朝の電車も随分と閑散としたものだと思う。コロナの折に通勤・通学が絶滅してから、すっかりリモートが定着したのだろうか。クラブ活動も教員の手を離れて地域で運営する時代になったので、朝練とか段々となくなっているのかも知れない。そもそも、朝に部活、夜に部活、それだったら日中に部活して、朝夕に AI から学んだ方が効率的だ。そんな世の中になるのだろう。それまでの間は、まだまだ教員がこうして朝から電車に乗らなければ ...
11月 5 日、朝にガバッと、いや、イヤイヤながら起きてゴミ出しに行くと、あら不思議、ゴミが置かれていない。時間が早いから、というわけでもない。よくよく思い出してみると、今日は水曜日なのであった。これもまた連休によるタイムシフト効果と言えるだろう。いやいや単に寝ぼけているだけ。意気消沈しつつ、X など SNS をチラリと眺めた後で再び寝る。二度寝で何か夢を見た気がするのだけれども、何だったかなーと思い出せるものでもない。陽が昇らないのでまだまだ朝だと思っていたら、曇り空。今度はスッキリ目覚めて、ゴソゴソと活動を始める。生協アプリなるものをダウンロードして携帯に入れてみた。来年度からは、これを使わないと割り増しになるらしい。携帯の決済にも慣れておこう。
11月 4 日、赤本や青本と呼ばれる受験問題集が発売されている。入試問題自体は段々と公開されるようになって来たので、それらの存在意義はどちらかというと模範解答と解答へのアプローチなどの丁寧な解説にある。選択式とか穴埋め問題くらいであれば、出題した側から正答を公開することもできるのだけれども、記述式の場合には模範解答作成が難しい。言い回しだけでなく、考え方そのものにも複数のアプローチがあり得るからだ。受験参考書の模範解答はスッキリと書かれてあって、こんな風に誰でも解いてもらえればとは思うけれども、入試なのだから正答にたどりつけなくてもジタバタして欲しいという気もする。知らんけど。
11月 3 日、畑に出ると季節によらず植物の芽に遭遇する。今はキク科の植物がよく芽を出している。そのままロゼッタの状態で地面に平たく広がって冬を越して、春になると伸び始める。時々、春に芽生えるはずの植物が今の時期に芽吹くこともある。やがて枯れて、わずかばかりの堆肥として土に戻るのが運命だけれども、場所によってはそのまま春を迎えることもある。南を向いたコンクリートの割れ目から芽を出した芝のようなものは、なかなかしぶとい。カラスノエンドウも少し生えているけれども、さて冬を越えられるかどうか。スイセンなどはもう葉が伸びて来た。この冬は早く終わるのかもしれない。
11月 2 日、食品の紙容器などで管理して来た植物の苗を、黒いビニールポットに植え替える。ポットの方が大きいので、増し土の作業でもある。紙容器が本当に紙だけならば、そのままポットに放り込んでも良い。ただ、ほとんどの紙容器は表面にビニールコーティングしてあって、これはなかなか分解しないので、容器を剥がしてからポットに入れる。ビニールポットが黒いのは、少しでも陽の暖かさを取り込むため。冬場は、けっこう保温効果があって良い。夏には白いポット、これはどの植物でも大抵同じ。どれくらい春を迎えられるかな?
11月 1 日、スーパーの売り場にムカゴが並んでいる。よく、あんな面倒なものを粒と量を揃えてパック詰めできたものだと思う。1 パックで千円ほど。種芋だと思えば、まあまあ納得もできる価格なのだけれども、そのまま焼いて食べるのであれば、大きな山芋が同じ値段で買えるので、あまり魅力がない。お金をたっぷり使いたい人向けの商品なのかも。売れ残って半額になったら、種芋に使う分として購入しようかなー。いやいや、その場合も大きな芋を買って来た方がツルがたくさん取れて、挿し木や取り木で幾らでも増えるから、やっぱり得ではない。山芋盆栽でも作ってみようかなー ...
2025
1 月と 2 月 (コロナ滅編)
3 月と 4 月 (植栽剪定編)
5 月と 6 月 (相思樹歌編)
7 月と 8 月 (酷暑散水編)
9 月と10月 (残暑延々編)
2024
7 月と 8 月 (乾夏麺食編)
9 月と10月 (健脚酒断編)
11月と12月 (編曲演奏編)
1 月と 2 月 (卒業発表編)
3 月と 4 月 (去人来人編)
5 月と 6 月 (剪定育苗編)
2023
7 月と 8 月 (散水散財編)
9 月と10月 (Mac!裏技編)
11月と12月 (清掃撤収編)
1 月と 2 月 (野菜料理編)
3 月と 4 月 (テンソル編)
5 月と 6 月 (授業ゼミ編)
2022
7 月と 8 月 (論文執筆編)
9 月と10月 (円安値上編)
11月と12月 (制限緩和編)
1 月と 2 月 (ギター曲編)
3 月と 4 月 (Mac!苦闘編)
5 月と 6 月 (素麺円安編)
2021
7 月と 8 月 (散水栽培編)
9 月と10月 (選挙音曲編)
11月と12月 (片付整頓編)
1 月と 2 月 (共通試験編)
3 月と 4 月 (剪定草抜編)
5 月と 6 月 (執筆出版編)
2020
7 月と 8 月 (映像収録編)
9 月と10月 (街海散策編)
11月と12月 (風邪感染編)
1 月と 2 月 (暖冬珍病編)
3 月と 4 月 (在宅勤務編)
5 月と 6 月 (遠隔講義編)
2019
7 月と 8 月 (夏空日傘編)
9 月と10月 (残暑熱帯編)
11月と12月 (讃岐行脚編)
1 月と 2 月 (ダイエット編)
3 月と 4 月 (平成令和編)
5 月と 6 月 (講義出張編)
2018
7 月と 8 月 (酷暑昼寝編)
9 月と10月 (神風来襲編)
11月と12月 (国際会議編)
1 月と 2 月 (教務調整編)
3 月と 4 月 (早桜花見編)
5 月と 6 月 (方向解釈編)
2017
7 月と 8 月 (東西行来編)
9 月と10月 (台風暴風編)
11月と12月 (胃痛通院編)
1 月と 2 月 (朝オムレツ編)
3 月と 4 月 (激戦挑戦編)
5 月と 6 月 (研究員待編)
2016
7 月と 8 月 (研究行脚編)
9 月と10月 (技術鍛錬編)
11月と12月 (SLOVAKIA編)
1 月と 2 月 (共形情報編)
3 月と 4 月 (朝型昼型編)
5 月と 6 月 (昼夜逆転編)
2015
7 月と 8 月 (机前執筆編)
9 月と10月 (講義ゼミ編)
11月と12月 (懐古探訪編)
1 月と 2 月 (赤筆修正編)
3 月と 4 月 (客人来神編)
5 月と 6 月 (地球半周編)