常駐している管理人が居ないワンルーム・マンションなどに住むサラリーマン
にとって、宅配荷物を受け取るのは難儀である。午前も午後も自宅を留守にし、
夜になっても残業や余暇で不在なので、マトモに荷物を受け取れる方が珍しい。

  (以前、仙台で一人暮らしをしていた頃、宅配便業者が「セシール」の
  箱を手にして、「お隣さんの荷物、預かってもらえませんか? 」と私
  に尋ねた時は、目が点になった。セシールと言えば、私の故郷・香川
  県に本拠地がある有名な女性下着通版業者ではないか。お隣さんが女
  性である事すら、知らなかった私であるから、当然ながら丁重にお断
  わりした。う〜ん、例え知人であっても、お隣さんに下着を預けるか?)

だから、いっその事、宅配便を利用しないでおこう....と思っても、人から送ら
れて来る荷物を受け取らない訳には行かない場合も多い。プレゼントであった
り、長く入院していた人から全快祝が送られて来たりすれば、「受け取れませ
んでしたよ〜」というのは失礼なので、仕事の時間をシフトして受け取り待機
するハメになるのだけど、指定時間が「午前」ならばお昼過ぎに、「午後」な
らば夕方という場合も多く、あまりアテにしない方が良い。まあ、家でデスク
ワークでもやって、時間を潰すしか手がないか。

....こういう所は、全国各地に受け取りステーションを用意してある、郵便小包
みの方が便利だ。 (その分、コストがかかっているとは思う。)

1998.4.20 追記: ようやく重い腰を上げたのが宅急便。2 時間ごとに時間指定
        出来るようになった。有り難いことである。

1998.11.27 追記: 「宅配です」と言って、やってくる訪問販売業者が居る。
          こういう現象は、なんとかしないと、宅配業界全体の
          信用にかかわるかもよ?