イカナゴが店頭に並ばず。今年の「いかなご醤油の仕込み」は計画倒れに。
その横に「ふるせ」と呼ばれる成長したイカナゴも売っていたので、こちら
を購入。美味しそうだったので、魚醤作りは空中分解。煮込んで「ふるせの
くぎ煮」にした。大きい分、食べ甲斐がある。味の方は、少しニガめで大人
の味。魚醤の方は、今度活きたイカが入った時に、ブツ切りにしてつけ込む
ことにしよう。

後日談: しばらくして、大量の「ちりめん」を入手して食べ切れなくなった
    ので、これに食塩を加えて 2007 年春の仕込みとしました。その頃
    には麹を売ってなかったので、1年間は「塩漬け」状態。ようやく
    初冬に麹が出たので、2007 年 12 月に麹を加えて「本?仕込み」。
    2008 年 2 月には、もう底から透明な層が上がって来ました。麹の
    分解力は強力です。(茹でて乾燥してある「ちりめん」は内蔵の酵
    素が働かないので、麹が頼りなのですね。)

    .... やっぱり、仕込みは「生のいかなご」が楽です。


2010 年追記

 ようやく「醤油色」のモロミになりました、香りもまあまあ。そろそろ、ろ過の時期かな。